実績

実績紹介

これまでに手がけた代表的な案件・プロジェクトの一部をご紹介します。守秘義務のため、企業名・プロジェクト名・特定につながる詳細は省略しています。

FinTech・AIプロダクト/グロース

0→1、そしてスケールへ—AI活用型FinTechプラットフォーム

状況
利用が定着せず、中核となるユーザー層も明確でなかった複数のプロダクト。
取り組み
4つの中核ペルソナを定義し、ロードマップと訴求内容を再設計。新規獲得と利用開始までの流れを見直し、週次の検証サイクルを運用しました。ポートフォリオ全体に責任を持ち、チームを編成・運営。ポートフォリオには、無期限先物取引プラットフォームや、ユーザーのリスク許容度を分析して適切な資産を提案するAI支援型の投資体験も含まれます——暗号資産に馴染みのない30代後半〜50代の、非伝統的な証券投資に関心のある層向けに、複雑さを取り除く設計です。
成果
ユーザー数約2.5倍、売上2倍、エンゲージメント+55%、市場投入までの期間(TTM)を40%短縮。
担当形態
SDTRのクライアント案件として事業会社に組み込み型で参画(プロダクト・グロース責任者)
チーム体制
8名のクロスファンクショナルチーム。
担当領域
ポートフォリオ全体のプロダクトとグロースを統括——ペルソナ、ロードマップ、PRD、実験サイクル、利用開始までの導線、KPI設計、関係者との合意形成。チームの採用・育成・運営を含む。

AIプロダクト戦略

停滞したAIプロダクトの再構築と、エンタープライズへの道

状況
独自の言語モデルを持ちながら、利用が伸び悩んでいた消費者向け会話AI。
取り組み
利用の流れを分析し、ユーザーに価値が届いている領域を特定。継続利用につながりやすい用途へ再設計するとともに、同じエンジンをB2B用途——社内ナレッジや導入支援に使う、社内限定のRAG型アシスタント——へ展開する新規事業を起案し、その戦略と基盤を設計しました。RAGの方針と、回答品質・応答時間・コストの評価基準も定義。
成果
消費者向けでは、同条件のコホート比較で数週間のうちに初期継続率が約3倍、セッション時間が約50%増加。B2Bでは、提案からPoC、限定パイロットまで進み、メンターへの質問を約20%削減、回答までの時間を約65%短縮しながら、回答精度を維持。
担当形態
SDTRのコンサルティング案件
チーム体制
顧客のプロダクト・エンジニアリングチームと協働。
担当領域
ディスカバリーとファネル分析を主導。検索・評価の方針を定義し、要求仕様を作成。B2C→B2Bの方向性と、それを測る指標を設定。

応用AI · 高速PoC

早期検証のための高速PoC

状況
本格的な開発投資の前に「根拠」が必要なチーム——AI活用の機会はあるが、関係者の合意も、判断材料となる動作可能なPoCもない状態。
取り組み
複数の案件で繰り返してきた型です。まず経営層・関係者と「問うべき問い」を揃え、競合状況を分析し、それに対して動くPoCを構築します——会話型エージェント、RAG型ナレッジアシスタント、複数のモデルを段階的に使い分ける処理、AI予測など。同じ規律を案件の外でも実践しています。新しいフレームワークや技術、プロダクト概念を、コンペの制約下で短期間に開発し、外部の評価にさらすことで、常に技術の最前線に立ち続けます。
成果
試験導入や開発方針の判断につながった顧客向けPoC。別の案件では、課題の整理、優先順位づけ、収益化方針、評価指標までを含むプロダクト戦略と、稼働環境に展開した動作可能なプロトタイプを提供しました。実装済みの部分と仮実装の部分も明確に記載。Google Japan / DeepLearning.AI AI Voice Agents Hackathonで優勝したプロトタイプを起点に、リアルタイム会話AI「smartyPants」を共同開発し、プロダクトとしてローンチ。ETHGlobal Tokyoでも4つの賞を受賞。
担当形態
SDTRの案件および独立したコンペティション開発
チーム体制
単独または少人数のクロスファンクショナルチーム。
担当領域
関係者の合意形成、競合分析、PoCの設計と構築——製品定義から動くデモまで。

応用AI・評価/信頼性

評価の仕組みを組み込んだリアルタイム会話支援AI

状況
リアルタイムの会話支援では、必要なタイミングで、根拠のある情報を届けることが重要です。モデルやAIサービスの障害時の対応も必要であり、デモだけでは変更が利用体験の改善につながったかを判断できません。
取り組み
文字起こし、翻訳、会話の文脈に応じた提案を組み合わせた、非公開の二言語対応アシスタントを開発。会話録音を再生して実際の処理経路を検証し、モデルの比較評価と評価条件・結果の記録をもとに、モデルやプロンプトを選定しています。出力の検証、回帰テスト、実行制御、時間や試行回数の上限を定めた障害時の対応も実装しました。
成果
非公開で利用する会話アシスタントと、評価の仕組み・実行制御を実装。根拠のない出力の検出やAIサービスの障害時の対応を含みます。モデルやプロンプトの変更は、現行版と比較して採否を判断します。
担当形態
自社プロダクト開発(非公開)
チーム体制
代表主導。
担当領域
プロダクトの要件定義、システム設計・実装、評価、実行時の安全策、コスト・応答時間の管理。

消費者向け/DTCプロダクト

見過ごされてきた顧客層のための、プロダクトの創出

状況
保守的な高級品市場で、仲介販売と実店舗での販売が中心。
取り組み
十分に応えられていない顧客層——高所得で時間がなく、デザイン志向でありながら真のパーソナライズには手が届かなかった層——を特定し、その層のためのプロダクトラインを構築。プレミアムでカスタマイズ可能、DTCが一般化する前からのオンライン直販。新製品は分析主導で生み出しました——EC、ウェブサイト、広告のデータが、何をデザインし何を作るかに直結。オンラインチャネル自体をプロダクトとして運営し——多国展開、複数通貨決済、BNPL・暗号資産決済——、CAD/CAM、CNC、3Dプリントによる高速試作で、量産前の検証を徹底しました。
成果
初年度に黒字化し、2年目に投資収益率(ROI)250%。発売時に完売し、主要海外メディアにも無償掲載。認知度は前年比+50%、売上+25%、製品開発期間を18か月から約4.5か月に短縮。
担当形態
共同創業者・元CPOとしてプロダクトを統括し、事業経営を担当
チーム体制
製造・クラフトは共同創業者が担当。
担当領域
製品戦略と市場投入・販売戦略を主導。顧客層の定義、製品コンセプト、ECサイトとオンラインのカスタマイズツール、価格設計、DTCモデル、決済手段と販売チャネルの開拓、顧客・販売データを製品開発に反映する仕組みを担当しました。あわせて、損益・財務管理、採用・チーム運営、マーケティング・営業を含む事業経営を担いました。

エンジニアリング・導入

大規模組織へ展開した社内ツールの構築

状況
欧州で40拠点を超えるコンタクトセンターを運営する組織。拠点ごとにツールや手順が異なり、新規拠点の立ち上げに2週間を要していました。
取り組み
少人数のエンジニアチームを率い、業務を標準化する社内ツールを構築——データベースの複製データをもとにしたリアルタイム分析ダッシュボード、電話フローを即時に立ち上げる仕組み、導入負荷を減らす設定ツール。
成果
新規拠点の立ち上げ期間を約14日から約2日に短縮し、CRMプロダクト群を30%拡大。品質指標も大幅に改善し、ツールは地域の標準運用に採用されました。
担当形態
チームリード(社員)
チーム体制
7名のエンジニア。
担当領域
7名のエンジニアチームを率い、システムを設計。各拠点への展開・研修まで、デリバリー全体を統括。